「ハートサイン 高血圧管理向け」アプリは、三重大学医学部附属病院循環器内科が主体となり、医師と看護師の豊富な経験と研究に基づいて開発された専用アプリです。2023年より研究・開発を進めてきた「心不全・心疾患患者様向けアプリ」をベースに、より対象を拡充してご利用いただけるよう予防の観点を主としたバージョンを2025年10月にリリースしました。
本アプリは現在、三重大学医学部附属病院が中心となって、臨床研究においてアプリの有効性や安全性を検証しています。アプリの利用には、研究担当者からの説明と同意・ご参加の手続きが必要です。

Step1
対象者: 健診で高血圧を指摘された方
目的・内容:
アプリの有効性と安全性検証
Step2
対象者: 健診で高血圧を指摘された方や高血圧治療中の方
目的・内容:
社会実装を目指す一環として、基礎自治体での健康増進サービスとして導入可能か検証
Step3
対象者: 健診で高血圧を指摘された方や高血圧治療中の方、生活習慣病に不安のある方
目的・内容:
社会実装を目指す一環として、一般企業や医療機関での利活用方法を模索していく
Step4
対象者:一般ユーザー(健診で高血圧を指摘された方や高血圧治療中の方、生活習慣病に不安のある方)
目的・内容:
アプリの有効性と安全性が十分確認された段階で、個人利用への拡張を目指していく
※旧バージョンのアイコン及びアプリ画面です。
※旧バージョンのアイコン及びアプリ画面です。
血圧・脈拍・体重・症状を入力します。
1週間のうち一定回数以上の入力からユーザーのベースラインを測定します。
その基準をもとに、血圧・体調の変化を見守っていきます。
※ユーザーが登録した健康状態によってチェック項目が異なります。
血圧・脈拍等の記録が自動グラフ化されます。アプリと連携したスマートフォンやウェアラブル端末を携帯することで自動的に歩数カウントを記録します。カレンダーから過去の記録を確認することができます。
iOS端末をご利用の場合、Appleヘルスケアアプリとの連携、Andoroid端末をご利用の場合、ヘルスコネクト連携によって歩数情報を取得します。歩数から消費カロリーを算出をすることで健康管理に役立てます。
お薬の飲み忘れ、体重・血圧の測定や記録忘れを防ぐ通知が届きます。
※降圧薬を飲み始めたらチェックを入れてください。
マイナンバーカードを用いて「マイナポータルアプリ」と連携することで、ご自身の過去の医療機関受診情報を簡単にハートサイン内に取得することができます。
日々の暮らしに生かせる心不全・心疾患にまつわるコラムを配信。
読んで得た知識を、クイズ形式で確認することで楽しく学び、知識を定着することができます。
服薬しているおくすりの登録変更。高血圧から心疾患へと悪化した場合の医療機関への相談もスムーズに。
〇アプリから直接かかりつけ医へ電話/受診予約ができます。
〇事前に登録しておいた家族へ通知を送ることができます。
(登録や通知は任意設定)
アプリでの記録が、その後、医療機関を受診する際の貴重なデータとして生かされます。ウェアラブル端末Fitbitと連携し、リハビリ中の活動データを記録することも可能です。
心不全・心疾患管理向けはこちらをご覧ください。
本研究は、日本医療研究開発機構(AMED)による令和5年度「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業(健康・医療情報活用技術開発課題)生活習慣分野」の採択事業です。
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